World Sushi Cup Japan 2024 視察2日目

本日はWorld Sushi Cup Japan 2024の2日目、創作寿司競技が行われました。

60分で各選手、自分の持つ最高の技術と食材でクリエイティブな寿司盛りと、審査員が試食するための寿司を作ります。

来日してから豊洲市場で仕入れて寝かせたタイをネタに使った選手や、カラスミとリンゴを組み合わせた、甘辛い独特な寿司を披露した選手まで、まさに「ワールドカップ」と呼ぶに相応しい多種多様な寿司を見ることができました。

審査員の小川洋利氏は、「年々各国の寿司職人のレベルが上がっている」と絶賛し、特にフランスに至っては、数年前はかなりひどいレベルだったのが、近年急激に成長を見せていると説明。

今大会も、終わってみればフランス代表の選手が1〜3位を総なめにするという結果で幕を閉じました。

競技終了後の待機時間で、ポーランド大会チャンピオンにお話をうかがった際には、「寿司職人として最も大切なこと」を語っていただき、「常にゴールを変え続けることが大切」「大会でチャンピオンになったとしても、お客さんのニーズに応えられなければ一流ではない」と、とても深い教訓を与えられました。

各国のトップシェフである選手一人一人の寿司にかける想いや、寿司職人であることのプライドを肌で感じることのできる、貴重な機会を得られたことに感謝したいです。

世界の寿司職人たちに負けじと、自身の技術ももっともっと高めていかなければ! と気持ちを新たにする2日間でした。


スタッフI